導入事例

くすりの福太郎

1.「すぐに導入したい!」薬師丸賢太導入の背景にあった課題

2.対応スピードから感じた、サービスへの信頼感

3.レクチャー不要、シンプルな使用方法によるスムーズな導入推進

4.賢太を導入してよかった。患者様との対話時間の創出「Smile every day!」

「患者様に優しくなれる」 株式会社くすりの福太郎が薬師丸賢太の全店舗導入を進める理由

「くすりの福太郎」の全店舗へ薬師丸賢太の導入推進中の株式会社くすりの福太郎

一般的に変化を厭うと言われている薬局業界の中で、2022年9月の運用開始から、2023年5月までに全店舗への導入を進めている中、わずか半年で80店舗以上(2023年3月時点)への導入を成功させた秘訣についてインタビューをさせていただきました。

TOPICS

「すぐに導入したい!」薬師丸賢太導入の背景にあった課題

対応スピードから感じた、サービスへの信頼感

レクチャー不要、シンプルな使用方法によるスムーズな導入推進

賢太を導入してよかった。患者様との対話時間の創出「Smile every day!」

「すぐに導入したい!」薬師丸賢太導入の背景にあった課題

NeoX

薬師丸賢太の導入にいたるきっかけとなった、課題について教えてください。

田中さま

全店舗でレセコンの切り替えを行っており、新たに入力業務を覚える必要がある中、簡単に入力業務を行う方法がないか模索していました。
他の薬局ではどういった方法を取っているのか、処方箋のQRコードを読み取るケースだと楽だよな、等と考えていたところ、同グループの他の事業会社から薬師丸賢太を紹介してもらったのですが、「そんな怪しい名前で、、、」というのが最初の印象でした(笑)

株式会社くすりの福太郎
調剤本部 調剤運営部 部長
薬剤師 田中 裕三 様

田中さま

すぐにオンライン会議を設定してもらい、何さん(NeoX代表)がサービス紹介をしてくれたのですが、こんなに素晴らしいサービスがあるのかと驚きました。
当時、レセコンの切り替えによる入力業務の効率化も期待をしておりましたが、やはり正確性も重要ですよね。入力業務のミスによるインシデントを防ぐというのは重要課題だったんです。
「処方箋情報をそのまま入力できる」AI-OCRの技術を使っている薬師丸賢太がその解決方法なのではないかと、初回の打ち合わせの際に感じました。
新規店舗の開局時にテスト導入したく、早く早くと、当社使用のレセコンと連動するんですか?と急かしたのですが(笑)、すぐに動いてくれる会社って意外と少ないんですよね。でもNeoXさんはすぐに動いてくださり、何かあった際にもすぐに対応してくれて、そういった部分からも信頼できる会社だなと感じました。

対応スピードから感じた、サービスへの信頼感

NeoX

弊社代表からは、初回の打ち合わせの際に田中さまが「すぐに導入したい!」と即決断してくださったことがすごく印象的だったと聞いています。どういった部分が直感的な決め手になったのでしょうか?

田中さま

1番は処方箋をAI-OCRで読み取り、レセコンにそのまま入力できる点ですね。受付業務のフローの中に、患者様から処方箋を受け取ったあと、まずはスキャナーで読み込み、調剤室へ処方箋のコピーを送信するという作業があります。その作業の際に、同時にレセコンにも処方箋情報の入力がされるなら、時間短縮もでき、かつ正確で、さらには、AI機能があるから、不具合があってもすぐ対応できる。
対応できると言っても、時間がかかるだろうと想定していたのですが、試用期間中にも何さんが何度も電話をくれて、「この件すぐ対応しますね。」とめちゃくちゃ早かったんです(笑)対応の早さも信頼できる会社だと思えたポイントでもありました。

レクチャー不要、シンプルな使用方法によるスムーズな導入推進

NeoX

新しいシステムを導入するにあたり、現場の方からは不安な声などはあったのでしょうか?

田中さま

弊社の場合は、受付で処方箋をスキャンをするという業務がもともとの調剤フローの中にあるため、そのフローにうまく乗せたことで、導入自体はそれほど戸惑うものではありませんでした。
導入にあたっては、重野さんがエリア責任者として推進しており、当初は導入や不具合の発生に戸惑う店舗もあったと聞いていましたが、その状況の中でもうまく導入推進をしてくれたのかなと思っています。

重野さま

当初は少なからず、「薬師丸賢太・・?なんなのそれ・・?」という反応もありました。
現状ではレセコンの切り替えと同時に賢太の導入も進めているため、初めて操作する店舗では戸惑うスタッフもいるのですが、いざ使ってみると、「賢太があってよかった」と各店舗からフィードバックがきています。

NeoX

貴社のように、1ヶ月に20店舗以上のハイペースで導入されるケースはあまり多くありませんが、オペレーションや使用方法について、事前に準備、レクチャーするなど、導入前になにか事前対応などされているのでしょうか?

株式会社くすりの福太郎
調剤本部 調剤運営部 スーパーバイザー
薬剤師 重野 美喜様

重野さま

なにもしていないです(笑)特別難しい操作があればレクチャーするのですが…(笑)使い方がとにかく簡単なんです。
レクチャーではないですが、口コミでどんどん広がっていくのはあるかな。この店舗で使っていて、すごくよかったよというのが、他の店舗にも伝わっています。覚えてしまえば都度レセコンメーカーへ設定依頼をする必要もなく、約10分程度で設定完了できます。とにかく簡単なんですよね。
強いて挙げるとするなら、薬師丸賢太のインストール後、不具合報告の方法は多少レクチャーしますが、その機能もすごく簡単で、「なにかレクチャーしないといけない」と感じたことはあまりなかったと思います。

NeoX

いまはエリア毎に、重野さんのように導入推進、賢太の使用方法をレクチャーできる方が複数名いらっしゃるのでしょうか?なにか工夫などされてますか?

田中さま

はい、いまはエリア責任者と医療事務の主任、係長など医療事務のリーダーがその役割を担っています。
どの店舗も面で処方箋を受けており、その対応枚数はもちろん店舗毎に異なりますが、枚数に関わらず、いいサービスをいち早く業務に取り入れ、患者様へ早く正確に、お薬をお渡しする、ということを全店舗で意識しながら進めています。
今後、2023年5月末までに全店舗での導入を進めていることもあり、現場では特にエリア責任者の言葉が重要かつ影響度が大きいため、導入に際しプラスの意見を言うように認識合わせをしていました。薬局長がそれを受けて、賢太の導入によって入力業務の効率が上がり、さらに正確に入力ができる、このことを伝えていくことが重要だと考えておりました。

賢太を導入してよかった。患者様との対話時間の創出「Smile every day!」

NeoX

実際にお使いいただいている現場の方からはどのような意見があがっているのでしょうか?

重野さま

わたしの担当しているエリアからは、「患者様に前よりも優しくなれた」という意見がありました。
以前よりも入力業務の負担が軽減されたことで、気持ちの面でも余裕ができ、患者様とのコミュニケーションに時間をかけて対応ができるようになったということでした。

それって、すごいことですよね。「賢太を使うと優しくなれるよ!(笑)」と、こういったポジティブな意見を担当エリアの別店舗へも共有するようにしています。

医療事務を配置せず薬剤師だけで運営している店舗もあるのですが、賢太がいるから、薬剤師だけで店舗運営を回せているという意見も上がってきています。

山田さま

現在私が薬局長を務める店舗は大きい店舗なので、医療事務も十分な人数を配置できているのですが、医療事務の方も入力業務以外にも調剤補助や、在庫管理業務など、多くの業務があります。
賢太を導入したことにより、入力業務の負担が軽減されたことで生まれた余裕を他の業務に回すことができるようになりました。
この点が、店舗として、薬局長として、店舗運営の効率化への1番影響が大きい点だったと感じています。入力作業が効率化されただけでなく、店舗全体にも好影響がでていると実感しています。

株式会社くすりの福太郎
薬局長
管理薬剤師 山田昌季 様

NeoX

今後、薬師丸賢太、ならびにNeoXへご期待されることはありますか?

田中さま

我々薬局業界でもDX化を進めてはいるものの、思っている以上には進められていないのが現状です。今後電子処方箋の導入も進んでいくとは思いますが、他にももっとIT化できる部分が多くあると感じています。
何さん(NeoX代表)との打ち合わせの中で、薬師丸賢太以外にも、薬局業務に応用できそうな技術をいくつも紹介していただき、そういった機能が一体化できるような技術やシステムを是非製品化してほしいです。いい意味で、薬局業界を知らないNeoXさんたちだからこそ、こんなところまだDX化進んでないんですか?と提案をしてもらえる部分があると思っています。